9月テーマ:人材育成に関わる具体的な施策、(2)自分にとってエンゲージメントを上げる諸要因について
エンゲージメント向上の鍵は「信頼関係」と「対話」にあり
10月定例会では、「従業員エンゲージメントの向上」をテーマに活発な議論が交わされました。議論を通じて見えてきた核心は、エンゲージメントの向上は「信頼関係」なくしては実現しないという点です。特に小規模な組織では、日々の業務における横の繋がりがエンゲージメントの基盤となります。
この信頼関係を育む具体的な施策として、多くの参加者が「定期的なワンオンワンミーティング」の重要性を指摘。上司と部下が相互理解を深める対話の場が、心理的な安全性を高めるという点に関心が集まりました。
また、リーダーが施策の背景を理論的に説明し、メンバーの「納得感」を得ることの重要性も強調されました。
結論として、エンゲージメント向上には、信頼関係を土台とした継続的な「対話」と、丁寧な「説明」を心がけるリーダーシップが不可欠であると確認された、有意義な会となりました。
記録担当:小酒井正和(玉川大学)